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2009年6月10日 (水)

ネコナカイガラムシ

セントポーリアに取り付く厄介な害虫であるネコナカイガラムシについて、書いてみたいと思います。

症状は、水切れしていないのに葉の艶が無くなり、次第に萎えてきます。こういった株を鉢から取り出して、観察しするとき地下部の茎(クラウン)周辺に小さな白い虫(1mm以下)が、密集しています。

Image6813178

赤い丸枠内がネコナカイガラムシが寄生している部位です。

上方の丸枠から下方の丸枠へと同じ一本の根に連なって付着しています。

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上部の赤丸枠部のクローズアップ写真です。極小の粒状のカイガラムシが、蜘蛛の巣の様な糸を出して集まっているのが解ります。

この害虫の被害は、地上部が萎える様になって発見したら、鉢の中はネコナカイガラムシが蔓延している場合が多いです。地下部を残す事は困難ですから、ビニル袋などの中で鉢を開け、用土による栽培場所の汚染を防ぎます。根鉢を観察し、ネコナカイガラムシを発見できた場合、地下部は切り捨て地上部をクラウン挿しするなどして再生します。

カイガラムシは、薬剤が効き難いので根を残して植物体を助けようとすると、なかなか完治しません。

次に地上部の処置ですが、出来るだけ下葉と付随するクラウンを切り落とし、挿し穂を作ります。このときなるべく用土で汚染しないように作業をします。

挿し穂は、室温に近い温度の水で隅々まで洗浄し、クラウン挿しして回復させます。発根が確認されましたら、カイガラムシに効果のある薬剤で、殺虫される事をお勧めします。意外にしつこい害虫です。

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