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2009年6月10日 (水)

アザミウマ(スリップス)

セントポーリアの栽培を始められた方が、最初に出会う害虫だと思います。

セントポーリアに限らず、主に蕾や花にもぐりこみ食害します。

多くの場合、雄しべが食い破られて花弁に花粉が、こぼれている事で、スリップスの発生に気付きます。

スリップスは、大きさが1~4mmくらいの小バエを細くした様な昆虫で、羽が光を反射してキラキラしています。

この虫は、植物体に傷を付けますので、花に傷が付いたり花持ちが悪くなる他、ウイルスを媒介しますので、居ないでもらいたい虫の一つです。

近年は、ミカンキイロアザミウマ(外来種)などの薬剤が効きにくい種類が増えていますので、困りものです。

もっとも手早く処理する方法は、すべてのセントポーリアの花をストークごと摘んでポリ袋に入れて捨ててしまうのが簡単です。スリップスは、花がないとその繁殖力は1/10になります。また、成虫の寿命は1/2になるため、花を取り続けるといつのまにか居なくなります。

もっと効果を上げるには、鉢の下にアルミホイルを敷き、反射光を嫌がる成虫を粘着性のある黄色い紙(トルシーなど)を吊るしといて捕獲するのが、良いと思います。

次に薬剤の散布による殺虫ですが、これは成虫にしか効果がありません。成虫は、植物体に卵を産みつけ、孵化した幼虫は、用土中にもぐって成長します。よって、散布しても成虫が死ぬだけでしばらくすると再び湧いてきます。また、薬剤が効かない種もいますので、あまり効果は期待できません。

注意ですが、セントポーリアは、葉の裏に光を受けるのを好みません。アルミ箔等の光を反射するものを不必要に長く置くのは、お勧めしません。

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