育て方・増やし方

2009年5月27日 (水)

成長中の株の植え替え

セントポーリアに限らず植物は、成長中の株と老成して成長が衰えた株にによって、植え替えの仕方が変わってきます。

ここでは、成長中の株の植え替えについて書いてみたいと思います。

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1.写真の株は老成した株を若返らせるために、クラウンカットしたものをテキサス式2号鉢で育ててきた株です。下葉の小さな葉に比べて、柔らかな新葉が大きく育ってきているのが、ご覧頂けると思います。

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老成株の若返り法

セントポーリアを成長させ続けるためには、2~3ヵ月に置きに植え替えが必要ですが、なかなかそうも行きません。

1年に2度なら良いほうで、1年に1度の植え替えという人もいらっしゃると思います。そんな管理でも花を咲かますが、株の成長は徐々に緩やかに成り、株は老化してゆきます。

ここでは、私が行なっている老化した株を若返らせる方法を書いて行きたいと思います。

荒療治ですので、栽培経験の浅い方にはお勧めできません。

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1.1年間植え替えをしていないので、やや勢いが衰えた株です。葉を取るたびに用土を足しているので、ワサビ茎にこそ成ってませんが、地下のクラウンは長くなってます。

植え替え数日前に水切れしてない等、健康な状態であることが植え替えの条件になります。

また、生育環境に適した25℃前後の温度や明るさがあることは、言うまでもありません。

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2009年5月25日 (月)

植木鉢

園芸植物には、植物ごとに生育に適した植木鉢が、考案されてきました。

ご多分に漏れずセントポーリアにも、専用の鉢が考案されてきました。

日本へ導入された直後は、素焼き鉢や駄温鉢が栽培に用いられていました。この頃は用土に赤玉土や腐葉土といった水持ちの良い重たい用土が栽培に用いられていたため、通気性の良い鉢で栽培しないと根に空気を与える事が出来なかった為だと思われます。

その後、用土の考案が進みバーミキュライト、ビーナスライト等の水分を含みつつも空気の層がある軽い用土が使用されるようになってからは、素焼き鉢での栽培では、乾き過ぎるため樹脂で作られたプラ鉢が用いられるようになりました。

ここでは、現在、入手可能なセントポーリア用のプラ鉢をご紹介します。

1.テキサス鉢

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鉢の全高の下から1/3のところに、くびれがあるのが特徴です。このくびれまでの部分にビーナスライト(7号)の層を作り、受け皿に入れた水及び肥料を毛細管現象を利用して、用土部分へ吸い上げさせる底面給水による栽培鉢です。

2号、2.5号、3.5号及び4.5号サイズの4種類があります。

2.気密鉢

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いわゆる平鉢です。セントポーリアの根が浅く広くはる性質であるために考案されました。また、光が透り難いように分厚く作られています。

テキサスポットや背の高い鉢で育てた時より、がっちりした株が育つように思います。ショープランツを作る時に用いられるが、そのためかもしれません。

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潅水

”水やり3年”と云われるように、的確な潅水作業は、植物の栽培を行なう上で、難しい作業の一つである。

初心者の方から受ける一番多い質問は、昔から水は何日置きに与えれば良いかという質問であるが、これほど答え難いものはない。また、初心者の方も最初に迎える”壁”であると思います。

セントポーリアの最適な潅水時期は、どうのように判断するか?

馴れて来ると、鉢を持ち上げてその重さでわかるのであるが、最初は戸惑われると思います。誰でも初めは、上手く行かないので頑張って頂きたい。

では、最適な時期とは何時であるか?これは用土が表面から1cm程の深さまで、乾いた時である。

それはセントポーリアの根が、細くて貧弱であるため完全に乾燥するのが好ましくないためである。

馴れない間は、直径1cmほどの鹿沼土1個を用土に埋めて、色の変化で判断するのと、わかり易いと思います。

その他、この潅水という”壁”をぐっと低くした給水方法があります。それは底面給水式で潅水する方法です。この底面給水式の潅水には、2つのやりかたがあり、ウィック式とテキサス式と呼ばれています。

ウィック式は、植え込み時に鉢と給水タンクの間に紐で結び、毛細管現象を利用して根腐れを起こさない程度の水分を根鉢に供給する方式である。

テキサス式は、鉢底に鉢の高さの1/3まで、ビーナスライト7号の層をつくり、ビーナスライトの毛細管現象を利用して、受け皿に溜めた水分を根鉢に供給する方式である。ウィック式より、給水回数は多くなるが、その度ごとに液肥の濃さや種類を変え易い、給水間隔をコントロールすることも出来る利点もあります。また、ビーナスライト7号の層は水分と同時に空気もあるという好条件を作りますので、根腐れを防げます。

ここまで読まれると、これらの栽培法は良いことばかりのようですが、植物が成長するためには、その他にも温度、湿度、光等も必要です。これらの物にも潅水と同じく、適量というものがありますが、潅水という”壁”を低くするという事は、潅水条件を一定に固定する事であり、その水量に合わせた成長をさせるために、温度、明るさ等のその他の諸条件の適量範囲は、鉢の乾き具合を確認しながら潅水する栽培の仕方より、狭くなりますので、注意が必要です。

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栽培に必要な用品

セントポーリアを栽培を始めるにあたって、最低限必要と思われる用品をご紹介します。

○セントポーリア用配合用土

セントポーリアを栽培する用土は、バーミキュライト、ビーナスライト、ピートモス等を混合した物で、自分で配合して作っても良いのですが、慣れるまでは既製品の物が扱いやすいと思います。

川上式用土やテキサス用土等、専門店には数種類の用土がありますので、お好みのものを使われると良いかと思います。

○ビーナスライト7号

鉢の底に入れ、空気と水が同時に存在する層を作ります。これが、無くなるとセントポーリアは育たないかも?というくらい必需品です。

○ミリオンA

根腐れ防止に用いるケイ酸白土です。

○フラコン(フラワーコンテナ)

温室を使わない場合に、湿度を保つために用います。イチゴの入った容器を大きくした様なものです。

○樹脂製鉢

開花株であれば3~4号鉢、苗であれば2号~3号の樹脂製の鉢が適当です。

○受け皿

ウイルス、ネコブセンチュウ、ネコナカイガラムシの伝染を防ぐために、1鉢に1個の受け皿が必要です。

○液体肥料 窒素:リン酸:カリ=20:20:20のもの。

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新規導入株の選び方とトリートメント法

セントポーリアの株を新しく導入するするときの選び方と、栽培場所に持ち込む前に行なうトリートメントの方法について書いてみたいと思います。

初めに選び方ですが、この選び方は、自分で栽培し、次期の花を楽しむためのものですから、購入時の蕾だけを楽しむ、場合には当てはまりません。

1.品種名が、記載されていて、それが正しい株であること。

2.葉が瑞々しく、元気があること。根鉢に水分があるのに、葉が萎れているのは、避けましょう。

葉の傷や外傷は、いずれ取り除く事になりますので、気にされなくても良いでしょう。

3.咲いている花の表現が、同じであること。例外は多々ありますが、縞花ならすべての花が縞花でないと、次回の花が無地花になる事があります。ファンタジーの花、あるいは絞り花などの複色花も同様です。例外の品種も多数ありますので、販売者に尋ねられるのが良いでしょう。

購入時に着いている花は、上記の確認用と割り切られた方が良いでしょう。

4.中心部の葉が、正常であること。まれに、中心の成長点が無くなった株などが、ありますので注意しましょう。

5.根が正常であること。元気な株は、用土に接するあたりの茎から根を出しています。

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